挫けそうな夜が来たって
自分の道を選択させていただきます。
この言葉を聞いた瞬間に、私たちなんなんだろう、と考えてしまった。
KAT-TUNについて外野以外の何者でもないし、YJだってわたしはふーん、へぇーくらいの認識しかいつもなかったはずなんだけど、この言葉はそういうとこじゃなくてアイドルのファンをしている自分にすごく衝撃っていうか、なんか突然雷が落ちてきた感じ。
今までついてきてくれたファンの人、時間とか思い出とか、なんていったらいいかよくわからないし、上手い言葉が見つからないけど
自分の道を選択する
と、なった時ファンはたぶん何よりも邪魔者なのかな、って感じたから。
おたくってすごく厄介だと思ってるし、わたしもその中のひとりだし、こんなこと思ってる時点でとっても矛盾してるのもわかってるんだけど…
自担には、幸せになってほしいし、夢を叶えてほしいし、願わくばその夢だとか幸せと感じてもらえる瞬間、時間、空間…その他諸々を一緒に作りたいし、一緒に見たいし、とにかく勝手にだけど共有したいな、って思ってる。
幸せ、ってなんだろう、って時々メンヘラみたいなこと考えるんだけど、人によって尺度とか捉え方とか違うから難しいよね。
地球が明日滅亡するとしたら、最後に何をする?
っていうような質問がたしかいつかのドル誌にあって、その時の回答がたしか、
結婚する、だか、好きな人に会いに行くだかで。
あす地球が滅亡する、とならないとこの人は自分の考えた、思い描いたアイドルとしての役割を全うし続ける、そういう人なんだな、っていう安心感からたぶんここまでのめり込んで応援できているのかもしれなくて。
わたしは恋愛しちゃダメとも思わないし、結婚なんてしないで、とも思わない。
でも、すごくすごく勝手なんだけど
恋愛していることを匂わせたり感じ取らせるのはよくないし、今その状況下にあることを感じ取らせるのも、ボロがでてしまうのも、誰かに見つかるのも絶対にいけないことと思ってる。
結婚しても、今のキャラのままでやっていってボロがでないくらいに生活感をだしてほしくないし間違ってもママタレ、パパタレみたいなことにはならないで欲しいと思ってる。それを感じ取らせてしまった時点で、わたしはその人はアイドルではないと、今のところ思ってるから。
でも、恋愛観とか過去にこういう経験があって、とかの類は素直に聞きたいし、知りたい(笑)
現在進行形はとても嫌なんだけどね。
こういうのがとても厄介だな、って自分でも思うけど、たぶんそれが私が求める理想のアイドル像であって今までに見た人の中でけんとくんが過去最高、ほかの誰にも負けないぶっちぎりトップでそれに当てはまってるから、いつもなんだかんだいいつつ、未だに健人担なんだと思う。
23日の少年収で、岩橋くんがCandyを歌ったと聞いて、すごく思い入れの強い曲だからなんで歌うの、って少しだけ思ったりもしたけど純粋に素直に自担のソロ曲が後輩にも愛されるのはとてもとても嬉しいことだし、それをどんな風に歌って、表現して、演出しているのか今から見るの楽しみ。
きっとそこから、また私の知らないけんとくんを少しだけ見ることが出来るから。
理想のアイドル像を勝手に押し付けてる自担がどんな形でどんな幸せを手に入れて、それをわたしはいつどんなふうに見たり、聞いたりしているのかな、って大きな不安と少しの楽しみ。
幸せ、が結婚と限ったわけでないからこそ思えることなのかもしれないけど。
私が見ているうちは、いつまでも理想のアイドルのままでいてくれたらいいな、なんて勝手に思ってる。